2009年にファルコムからPSPで発売されたイース7をVitaでダウンロードし、遊んだ感想をのこす。
当時PSPでやっているが仕事などで精神的に余裕がなく、途中までやって手放してしまっていた。
今思うとなんてもったいない。動作に違和感はまったくない。
気持ちよいアクション
敵の弱点に合わせ、斬、打、射 の三属性を、ワンボタンで瞬時に切り替えながら戦う子気味良い操作感はばつぐんに気持ちいい。
弱点もわかりやすく、攻撃しててダメージが通りにくい表示になるし、弱点突ければダメージも増す。
敵を倒すと素材などがこれでもかと落ちる。ただ爽快。
ため攻撃というのもあり、後半のため攻撃はスキルを放つのに必要なSPを多めに回収できるためかなり重要に。チャージ速度も速くなるので使わない手はない。
敵の死骸も攻撃可能で、ため攻撃すればSP回収可能。素材も落ちるし地味に大事。
×回避が俊敏。
ふつうに移動するより回避行動がとてもスピーディ。連続してボタンを押すとローリングになるので、移動は自然と回避連打のローリングに。
こういうリアルさよりゲーム的に気持ちいいからOK!みたいなやつ・・好き。
とくに説明などないが、イース8で主軸となっているジャストガードのシステムもあったり。
これは敵の攻撃のタイミングにあわせR(先に押して)+Lでガードするとダメージを無効化、一瞬スローになり、こちらの与えるダメージがクリティカルになるというもの。
これが連続でブロッキングできたりもするので、もう脳汁がどっぱどっぱ。
気持ちよすぎ。ボス戦などダメージ多い場合は無理にねらわず回避したほうがいい場合もあるが、ザコ戦では積極的にねらうと気持ちよさがけた違いだと思う。
ボス戦は正直なかなか歯応えがある。
もしちょっと苦戦するなら、レベルを上げるのが良き。
レベルを上げるのと、回復アイテムを使えば力押しも可能なバランス。イースはやさしさの感じられる作品。
とちゅうで変えたりはできないけど、難易度がイージーからあるので、爽快感重視でも安心。
ちょっと難しいほうがいいという玄人さんにも高い難易度があるので、ぬかりなし。
ボス戦には射属性のメンバーをいれておいて、SPがなくなったら切り替え、遠距離からため攻撃しSP回収するといくぶん楽かも。
音楽
アルタゴ平原やダンジョン攻略など、テンションを上げるかっこいい良曲が多い。さすがファルコム。
とくに最初のアルタゴ平原のBGM、MOTHER EARTH ALTAGO はあまりのかっこよさに操作する手をとめて聴き入ってしまった位。
昔サントラもってたのになぜ手放した、わたし・・。
スキル使用感など
アドル
主人公らしく使いやすい技がそろう。基本属性は斬だが、武器によって打も射も担当できる。
多くのスキルはレベル5まで上げるとヒット数やエフェクトが追加されるので、それがひとつの目安。
ダッシュ斬り →
攻めにも回避にも使える器用な技、こまったらとりあえずこれ使っておけばいいと思う。威力は低め。
フォトンブレード →
いわゆる飛び道具。とおくの敵にもとどくので、距離がはなれてもなんとか攻撃したい時に。
エリアルスラスト →
連続攻撃で敵を浮かせる。この技あんがい距離あっても届いたり、スキも少ないのでかなりお世話に。
回転斬り →
射程こそ近めながら、敵に接近した状態で当てると意外なほどダメージを与えられる。
ダッシュ斬りとあわせて距離を調節しながら使うと良きかも。
クイックブレイク →
威力が高い二段攻撃。地味に段差がのぼれる。
ドギ
基本属性は打。ふつうの動きは他キャラにくらべやや遅め。
コンビネーション →
初期スキルながら使いやすい。
バッシュ →
これも使いやすい。スタン狙いに。
アイシャ
基本属性は射。
キラーホーネット →
瞬時に連続で弓を射る。かなり優秀だと思うが、動きをとめて打つところはたまにきずか。
ハイドロショット →
自身が飛びあがって弓を射て、水流を出す。これも使いやすい。レベルが上がるにつれ範囲が広くなるのも良き。
気になる所
グラフィックがやや弱いとは感じられるかも・・ただ操作感がとっても優れてるので気にならなくなると思う。
まとめ
イース7を遊ぶと、ゲームってグラフィックじゃないんだなあって思い出させてくれる。
ゲームが本来もっている触り心地、手ごたえみたいなのがギュっと凝縮されている。
なので、もしゲームってなにが楽しいんだったっけ・・なんてちょっと分からなくなった時はイース7をさわると、その本質を再確認できると思う。
今遊んでも素晴らしい作品。
PSPの実機以外でも、Vitaの PS Store からダウンロードできる。
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