オーソドックスの中に光る面白さ。幻想水滸伝(PS・PSP)の感想、レビュー

PS1

95年にコナミよりプレイステーションで発売。

人集めRPGといってもいいかも。『幻想水滸伝』の感想。

面白い所、特徴など

仲間が多い。これが何よりの特徴。

108人もの宿星を宿した人々が、本拠地という城に集って、そこが発展していく。

テンポ感がいい

仲間になるのもトントン進むし、6人もいる戦闘ながら攻撃の進行などテンポよくスムーズに進むのはお見事。

PSP版ではななめ歩きもできるので移動が更にしやすく。これがうれしかった。

通常の戦闘ではバランスも良好なため、ひっかかる所もあまり感じない。

レベルの低いキャラはレベルが上がりやすく、またお金もたくさん手に入りやすいのもいい。

武器は買い替えなどなく、鍛えていく形。特定のレベルになると進化。

これもシンプルで分かりやすくよかった。

フリックやビクトールは2でも活躍の機会が多いため、鍛えておくのがおすすめ。

続編2とデータがコンバートできるので、ほかにもクライブとかハンフリーとか2で出てくる人は鍛えるとお得に。

防具は普通に購入し、とっかえひっかえし揃えていく。

しのびふく(速UP)が最後まで活躍だった印象。

物語

真なる27の紋章という強大な力を持つ紋章のひとつ、ソウルイーターを受け継ぎ、帝国を追われることになった将軍の息子であるぼっちゃん(主人公)が、圧制を見せる帝国に対抗する解放軍を継ぐことになり、帝国を打倒していくお話。

主人公はしゃべらないタイプなんだけど、他の登場キャラのよさや、選択肢、・・・からにじみ出る感情があったり、感情移入できる。

人の死や裏切りも描かれ、引きこまれる。

個人的には軍師のマッシュが好き。

2もそうだけど戦闘に参加しないキャラの描かれ方がとてもいい

音楽

音楽もよく、テーマ曲や戦闘曲を聴けば心がわきたつし

悲しみのテーマ、安らげる曲、異国情緒ある曲などバリエーション豊か。

お世話になったおすすめキャラなど

主人公(ぼっちゃん)

→ソウルイーターはその名の通り、人の死をきっかけに力を明らかにしていく。最後に解放される さばき は1000を超すすさまじいダメージをたたきだす。成長もバランスよい印象。

カイ

→主人公の師匠。協力攻撃がノーリスクで外さない全体攻撃できるというもので、ラスボスとの戦い手前の最後の最後までたっぷりお世話になった。武器を優先して鍛えたい。おすすめ。

バレリア

ししの紋章は物理攻撃の3倍のダメージを外さないで当てることができ、これがさばきを除けば一番強力ではないかと思う。大暴れだった。武器は真っ先に強化。おすすめ。

ルビィ

→紋章を回数使えて、見た目もなんとなくかっこいい。流水の紋章をつけて、終盤の強力な全体攻撃から回復でパーティーを立て直すのに役立った。

クロウリー

→終盤ルビィの代わりにパーティーイン。強力な紋章使いで、最初つけてた紋章をはずして、流水の紋章でラスボスのはげしい猛攻に全体回復で立ち向かった。HP低めなのでひょんな物理攻撃とかには注意。

気になる所

一部ボスの強さ。特にトラン湖のドラゴンゾンビは超強敵。

こちらがとれる戦法がまだ少なく、その上タフなので高い壁となってたちはだかる。

クレオの火の紋章がどれだけ使えるかがカギ。

あとは全員におくすりを持たせ全体攻撃を受けた後、回復できるようにする。

ダッシュが神行法の紋章がないとできないのもちょい不便。

持てる道具が少ないのも気になるか。すぐいっぱいになってしまうので、つど倉庫などで管理が必要。

まとめ

RPGにあまり慣れてない人にも向いていると思う、1作目から楽しかった名作。

仲間集め、ゲーム全体のテンポ、バランスは今やっても心地よい

VITAのPSストアでPSP版をダウンロードすることもできる。

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