99年、PSで発売。
光と音のRPG、シリーズ3作目の『アークザラッド3』の感想。
面白い所、特徴など
手触りがとても軽い感触がある。
シリーズを1、2 ともにプレイしているが、プレイしやすさは一番かもと感じたり。
1はクリアまでプレイし、インパクトあったし面白かったけどまだこなれていない部分があったり、2は面白いけどクリアまでプレイすることが叶わなかった。
なので3の感触というのは思いのほか良くって・・。
2のラストから数年経った後の世界が舞台。
大災害の中、親を失い、名も知らぬハンターに命を救われた主人公アレクの物語。
村を襲撃した強盗をなんとかするため街のギルドにいるハンターの力を借りるのをきっかけに自身もあこがれていたハンターになる。
ハンターになった後はギルドでクエストを受けたり、手配書のモンスターを倒したりして物語を進行。
依頼を成功させていくと称号が変化していくのもあり、モチベーションになるし、手配書の賞金首モンスターはフリーバトルのいい刺激になる。
ルッツ、テオ、シェリル、マーシア、ヴェルハルト、仲間になるメンバーも戦闘での役割が異なりそれぞれ個性的。
戦闘
戦闘は4人まで参加させられるRPG寄りのシミュレーションという雰囲気。
自分のターンでマスの中を自由に移動し、攻撃などを行う。
味方の攻撃が敵に有効な間合いに入ったら目でわかるよう教えてくれる。
演出などのテンポがいい。
方向キーを押し続け、敵や障害物をシュッと1マス分飛び越えられるのもなんとなく気持ちいい。
敵を倒すと倒した味方に経験値が入り、レベルアップする。
複雑さはなく、非常にとっつきやすい。
極端な敵がいなかったり、バランスも比較的やさしめな感じなのがうれしい。
R1ボタンがまあまあ大事で、フィールドでは速度アップだし、戦闘中は動かずその場で方向転換させられる。
敵をカードにできるカーデイッシュのような収集要素も。
音楽
音楽はT-SQUAREの安藤まさひろ氏の手掛ける曲が楽しめる。
正直に言うと光と音のRPG感が前面に押し出た1ほどインパクトあったり、すごく耳にのこるわけではないんだけれど・・・質は高いと思う。
アークザラッドのテーマはオープニングムービーと共にいつだって冒険心をくすぐられワクワクする。
戦闘1は後半いろいろ面白い音が聴こえたり。
戦闘2、戦闘7あたりはお気に入り。
サントラで聴くと新たな発見がある。
気になる所
ストーリー進行が依頼を受け達成する繰り返しなのもあり、ややあっさりめに感じるかも。
美麗なムービーが入ったりする演出はこの時代を思い出せていい。
戦闘演出も派手さがそこまでなく、あっさり風味かもしれない。
まとめ
初代、2の影に隠れがちかもしれないが、自分的にはとてもプレイしやすいRPGと感じる。
強く心に残るタイプではないものの、バランスもほど良く確かな楽しさは伝わる安定した作品。
個人的には好き。
ゲームアーカイブスでDLすることができる。
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