俺の屍を越えてゆけ(PS)の感想、レビューのような

PS1

99年にソニーコンピューターエンターテイメントからプレイステーションで発売された世代交代RPG『俺の屍を越えてゆけ』について感想を残す。

PSアーカイブスでダウンロードしたPS版をVitaで遊んでいる。

面白いところ、特徴など

京を荒らし、主人公の一族に短命の呪い(寿命が短くなる)と種絶の呪い(ふつうに子が産めなくなる)をかけた朱点童子との一族をまたにかけた戦い。

最初に名前をつけた主人公も1年と7か月ほどであっという間に人生の幕がおりる。

でもそれでは終わらない

主人公はふつうに子が産めないかわりに、神様と子をもうけることができる(交神)。

そうやって大体1年7、8か月で亡くなってしまう一族の屍を越えながら、一族を強化していく。

交わる神様は奉納点という数値を消費してどんどん良い素質を持った神様にしていくことができる。

それにより、長い目でみると一族がじわじわ強くなっていく

これがこの作品の一番面白いところかもしれない。

家系図もある。

属性の値やレベルアップで上がる能力が最初とはぜんぜんちがう。

神様は美男美女ばかりなので、好みの顔で選んでも大丈夫だったりする。

最初は行方不明の神様もいるので、それを探していくのもゲームの目的のひとつ。

あとはダンジョンの深くにいるボスを倒したり、レアな武具などのアイテムを集めたり、これまたレアな術を集めたりする小目標が朱点を倒すまでに存在するので、一度はじめたが最後、やめ時を見失う

アトリエの採取、調合、戦闘みたいな循環とはまたちがった中毒性があるのはまちがいない。

おすすめ神様

正直言えばおすすめするほど実感があるわけではないけど、個人的に交神でお世話になってる神様をメモ。

男性神:やたノ黒蠅、稲荷ノ狐次郎、土々呂震玄

女性神:葦切四夜子、東風吹姫

※進行で追記するかも

ちょっとした情報

地味に復興の投資は最優先で行ったらいいかも。

ねらいは商業部門雷太鼓の符(全体に大ダメージ)や、10万両になるとならぶ綿津見の符は敵全体に特大ダメージを与えられるので、これらがあるだけでダンジョンの道中がぐんと楽に。

戦勝点稼ぎやお金稼ぎにも。

ダンジョンでは残り時間をあらわす炎に赤い炎がともる場合もあり、その時は普段低確率になってる得られるアイテムが得やすくなる。これをねらわない手はない。

ソフトリセット、ロードでねばると出すことが可能(PS版)

個人的術の優先度は、速瀬(移動速度アップ。二度がけが良い)、くらら(シンボルエンカウントの敵の動きをとめる。背後から触れれば先制)。ボス戦では陽炎(敵の物理攻撃を回避。4回かければほぼ間違いない)。お地母(全体回復) あたりが助かってる印象。

戦闘は絵巻物みたいな雰囲気で好き。

掛け声や、最後の遺言など声優さんによるボイスもある。

音楽も和の雰囲気で、戦闘は和とかっこよさが調和している。

お金は御前試合がたんまり稼げる(前述の符をつかえば優勝がねらいやすい)。

一番最初に決める名前、死んでしまうので大事じゃないと思いきや、世代を越えて襲名していくため、男性、女性どちらでも通用するような名前にしておくことを強くおすすめする。(名前は自動でそれっぽいのを簡単にえらぶこともできるのでありがたい)

気になる所

交神で消費点数の高い神様とばかり子をもうけていると先代の屍を越えることができなくなるため、ほどほどの神様とおよそ3、4か月に一度のスパンで計画的に交神する必要がある。

主人公が一定でないため、どうしても苦手な人はいるか。

通常時のダンジョンや自キャラのグラフィックはややものたりないと感じるかも。

まとめ

自分は昔、主人公が変わる作品って得意ではなかったのだけれど(群像劇チックなFF6も昔は正直苦手だった)、ゲーム歴を重ねロマサガ2なんかもやったりして、今ならできるかも って手をだしてみたらドハマり。

独特な雰囲気でくせもあるけど、一度はじめたが最後、やめ時を見失ってしまう中毒性が高いゲーム

素質を受けつぎ一族が強くなる過程は多くの屍を越えなければならず、涙なくしてみられない・・かも。

PSstoreのゲームアーカイブスでダウンロードできるほか、PSP版もダウンロードできる。

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