ワイルドアームズ(PS)の感想、レビューのような

PS1

96年にプレイステーションで発売された口笛と荒野のRPG1作目『ワイルドアームズ』をVitaのゲームアーカイブスで遊んでみたので、その感想をのこす。

20数年前、デ・レ・メタリカの謎解きで詰んでしまって以来、ずいぶんひさしぶりのプレイ。

面白い所、特徴など

オープニングムービーと音楽

切なさを感じさせるギターからはじまり、口笛で一気に引きこまれる「荒野の果てへ」唯一無二

なるけみちこさんすごい。

アニメーションとともに気持ちを盛り上げる。

戦闘曲のクリティカル・ヒット!や、街 、世界にひとりぼっち なんかもいいと思う。

ダンジョン

ス―ファミの頃のゼルダの伝説にちかい感じのイメージ。

バクダンやフックなど数々のグッズを使ったりして、ダンジョンの仕掛けを解いていく

各ダンジョンの謎解きはけっこう歯応えがあり、ふつうのRPGのフラグたてとはまたちがった感覚が良き。

戦闘

オーソドックスなターン制。

だが、攻撃したり受けるごとに貯まる「フォース」が独特の味わい。

フォースは100たまるとステータス異常が全快する。

物語

人とはちがうARMという兵器を扱うことのできる心優しい渡り鳥

復讐を胸に絶対たる力を求めるトレジャーハンター

ガーディアンと心を通わせる巫女でもある公女

この三人が出逢い、ファルガイアの支配をもくろむ魔族と戦う・・

続編の2ndほど振り切れてるとはいえないけれど、初代の良さがたしかに存在するテキストは魅力。

思いがけず胸を熱くしたり、切なくなるシーンも

気になる所

時代背景を知らないで遊ぶと、戦闘のグラフィックはちょっと弱めかなあ。

戦闘のテンポもややゆっくりめに感じるかも。

96年の発売当時は3D表現のRPGって少なかったと思うので、がんばってたのは伝わる。

謎解きはノーヒントだと難易度高いところもある(昔遊んだ時は詰んでしまった・・)。

キャラ使用感など

ロディ

体力、防御力が伸びる無口な主人公。

ARMという弾数制の銃火器を使う。弾数は宿屋にいる人に話しかけて補充(ちょびっとお金かかる)。

普段の攻撃は剣を使うため、装備はちゃんと整えておくのがおすすめ。

フォースアビリティのロックオンはARMの命中を100%にするため、ボス戦用のARMは攻撃力を最優先ブーストアタックはロックオンの効果にダメージ増加もくわわり、強力。

命中率の改造はしなくてもいい(お金かかるし)。プリズムレーザーは命中率、弾数あげとくと吉。

序盤・・ハンディキャノン(ボス戦)、プリズムレーザー(ザコ戦)

中盤・・ABMランチャー(複数発の攻撃は敵が一体だとすべての攻撃が集中するため大ダメージに)

終盤・・バニシングレイ(ザコ戦 すべて改造。とくに命中率改造で大安定) ワイルドバンチ(ボス戦 命中難なので攻撃力MAX改造しフォースのブーストアタックで9999ダメージ)

ザック

戦士系で、力も素早さも高い。撃たれ弱いのはたまにきずか。

フォースアビリティも一番に行動できるアクセラレイターや、強力な一撃をおみまいできるソニックビジョンなど使いやすい。ダブルコマンドもすさまじい。

ひでんのしょの使い道になやむと思うので、個人的技使用感を・・

メテオドライブ・・安定して強めの一撃を敵一体にくらわせる。

スラッシュレイヴ・・ダメージの期待値が高い。運がBESTの時、運がよければハイパー込みで9000近いダメージにも。

ブレードギルティ・・1グループに強めのダメージ。ザコ掃討用に使いやすい。

マグナムファング・・敵一体に強力なダメージ。メテオドライブの上位互換。どの相手にも使いやすい。

フェイザーザップ・・属性のリングを装備してこれを使うと、弱点のある敵には9999ダメージが狙える。弱点ない敵にはマグナムファングで。

インフィニティノヴァ・・デメリットない強力な全体攻撃。ザコ戦がひじょうに楽になるため、ひでんのしょはこれにつぎこむのが吉。

後半、セシリアの魔法ハイパー(攻撃力を倍)と組み合わせるとダメージが跳ね上がるのでおすすめ。

セシリア

やきそばが好きなクレストソーサー。

まりょくアップルは彼女に率先して使いたい。

はんのうアップルは最初ザックに優先してたが、セシリアがザックの行動順の上をとれるほうが戦闘の展開が楽にかんじることが個人的におおかったため、はんのうアップルも彼女につぎこんでおくといいかも。

ミスティックは道具や装備に秘められた能力を味方全体に与えることができ、ベリーを全体化し回復したり、ホワイトローブは異常ステータス完全防御の効果があるので地味に必須。

序盤・・ヒール、クイック、シールド、プロテクト、ヴァルキリー、エスケープ、モーニングコール

後半・・クイック、ハイヒール、ヒールプラス、ステータスロックテレポート、ハイシールド、ライフガード、ハイパー、ソウルサバイブ

あたりを優先したい。

ボス戦序盤は彼女の補助魔法が生命線で、目の回るいそがしさ。

デュアルキャストを使う機会はそう多くなく、ラフティーナのハイマテリアルで戦線を何度も立て直す。

決意のイベントはとても印象深い。

まとめ

オーソドックスながら他にあまりない西部劇風な世界観など、後にシリーズ化されるのも納得な、光るものをたしかに感じられる初代。

今遊んでも伝わる面白さがある。

Vitaのゲームアーカイブスでダウンロードできる。

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