今回は趣向をかえて、好きなゲーム音楽についてちょっと残してみる。
曲名と感想 など
未確認神闘シンドローム (ヴァルキリープロファイル)
PSソフト、ヴァルキリープロファイルの通常戦闘曲。桜庭統さんの作曲。
通常戦闘曲と思えないような疾走感と物語性のある終始かっこいいメロディが、心をつかんではなさない。
ボイスもセットで思い出される。「死の・・先を逝く者達よ!」
勝利時に流れる 謳われし勝利への鍵 もかなりハイテンポでたたみかけるような感じで、戦闘からの疾走感がおとろえない勢いがあって好き。
Battle#1 (サガフロンティア)
PSソフト、サガフロンティアの通常戦闘曲。イトケンこと伊藤賢治さん作曲。
イントロからドラマ性ある。
技を閃いたり、能力を上げたりするため何っ度も聴くことになるけれど、ぜんぜん飽きない。
カオスな連携などで脳汁がでる戦闘の中毒性を後押ししていた音楽と思う。
個人的には刑事ドラマを連想していたりも。
戦闘 生か死か (ドラゴンクエスト4)
ファミコンソフト、ドラゴンクエスト4の通常戦闘曲。すぎやまこういちさん作曲。
イントロから急降下する感じで、戦闘のかもしだす緊張感がループするまで持続するすごい曲。
PSリメイク版のゲーム音源もかなりいい。
オーケストラ版もいくつかあるが、NHK交響楽団のがファミコン版のテンポを再現していてすごいと感じる。
Feldschiacht Ⅰ (サガフロンティア2)
PSソフト、サガフロンティア2の通常戦闘曲。フェルトシュラハトと読み、野戦を意味するそう。浜渦正志さん作曲。
イトケンさんとは方向性がまたちがって、どこかやさしい雰囲気も感じられる印象だけど、これが何度聴いても飽きない仕上がり。
戦闘曲は後に変化していくが、同じフレーズが使われる形になっていて、テーマ性がつらぬかれているのを感じる。
浜渦さんの曲は生活の中にあっても違和感ない感じがしていて好きだったり。
FIGHTING OF THE SPIRIT (テイルズオブファンタジア)
SFC、PSなど多くのハードで発売されたテイルズオブファンタジアのボス戦(精霊)の曲。田村信二さん作曲。
テイルズシリーズの中でもこんなかっこいいボス戦をほかに知らない。
歌がついていてもおかしくないようなキャッチーな曲でもあると思う。
テイルズは桜庭さんばかりじゃないと改めて実感できる。
CHRONO CROSS ~時の傷跡~ (クロノ・クロス)
PSソフト、クロノ・クロスのオープニングムービーの曲。光田康典さん作曲。
2分の間に物語性が強く凝縮されている。
過ぎた時を回顧するようにゆったり始まるも、途中から激しいメロディに一転。
ムービーに本編のヤマ場が詰めこまれていて、盛り上がるサウンドと共に鳥肌がたちっぱなし。
クロノ・クロスの曲は他にも 神の庭 や 夢の岸辺に アナザー・ワールド などなど心に響く曲がたくさんあり、どれもがプレイステーションというハードの限界を超えていて、PSから鳴っているのが信じられないような生きた楽曲が堪能できる。
クロスはゲームやる気そんな出ないよ ってなっても、だまされたと思って音楽だけでもいいから聴いてみてほしいと思う位、サントラはたぶん一生聴いていると思う。
アニメーションじゃないCGのオープニングで一番思い出に残っている。
クロノ・クロスの感想、レビューはこちら
バトル#2 (エストポリス伝記2)
スーファミソフト、エストポリス伝記2のボス戦曲。塩生康範さん作曲。
このボス曲、かなり切ない。
ドラマティックな構成になっていて、50秒からの展開は泣きそうになるメロディラインにもう引きこまれっぱなし。
ピエトロの旅立ち~インストゥルメンタル (ポポローグ)
PSソフト、ポポローグのオープニングデモの曲。佐橋佳幸さん作曲。
幼さ感じるナレーションとともに忘れられないデモシーンになっている。
前作ポポロクロイス物語の歌つきもかなりよかったけれど、個人的にはこちらのインストゥルメンタル大好き。
2分5秒あたりからのメロディには今も勇気づけられる。
このデモからタイトルにつながるんだけど、サントラにはタイトル曲が入ってなかったりするので、ぜひ初代とポポローグは完全版サウンドトラックが出てほしいと今も願い続けてる。
ポポローグの感想、レビューはこちら
フィールド・Last IGNITION (ワイルドアームズ2ndイグニッション)
PSソフト、ワイルドアームズ2ndの最後のフィールド曲。なるけみちこさん作曲。
最初のフィールド曲の 彷徨 も好きなんだけど、こちらは衝撃があった分思い入れが深い。
喰われる空と、司令のアーヴィングから遺された最終指令。
それまでの閉塞した感じをうちやぶる希望と切なさにみちた曲。
フィールドに出たとき鳥肌がたち、思わず涙が出たのを昨日のことのように思い出せる。
PSでプレイした当時、ブラウン管の普通のテレビでなく、大型のウーハーのついたテレビに接続した時、それまで聴こえなかった色々な音が聴こえたのは驚きだった。
ゲーム音楽をより強く意識したきっかけかも。
ワイルドアームズ2ndイグニッションの感想、レビューはこちら
ホームタウン ドミナ (聖剣伝説レジェンドオブマナ)
PSソフト、聖剣伝説レジェンドオブマナより、最初に登場させるドミナの町のBGM。下村陽子さん作曲。
切ないメロディラインにきゅっと心をつかまれ、思わず故郷に帰りたくなる そんな気持ちになる。
キャラがふと吐く哲学的な台詞も多く、より印象深い。
ぼくねぇ、もう、いきてるの、かなり、どうでもいいの・・ディドルの言葉は大人になった今、深く心にささっている。
聖剣伝説レジェンドオブマナ リマスターの感想、レビューはこちら
FINAL FANTASY (ファイナルファンタジーシリーズ)
FFのテーマ。なんだけど作品によって曲名がちがうので一応注意。植松伸夫さん作曲。
シリーズでおおく使われているが、4が特に印象的。
最終決戦前のちょうろう!からの演出に、FFではじめて涙を流した。
この戦い絶対に負けられない・・!という気持ちになるもラスボスには何度も負けちゃったり。
その後のシリーズではこの曲がかかるたびに目がうるんだり、しずくがぽろぽろ・・。
9で流れた時はシリーズのひとつの区切りが伝わり、がまんなんてできず感極まった。
涙とともにあるかけがえない音楽。
まとめ
ゲーム音楽は、何度も聴くため飽きづらいし、覚えられるようなインパクトもつまってる至高の音楽と思う。
プレイステーションとスーファミに思い入れが多いこともわかった。制限あるハードでも工夫がつめこまれて鳴り響く曲の数々は忘れられない。たぶんずっと・・。
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