最終章。赤の王の真実。実際どうであっても、アドルはやっぱりアドル。その言葉がしっくりくる。
クエストも重要というか印象深いものが多かった。特にマリウスの。
まったく予想できなかった。いつか邂逅を果たしてほしいと楽しみになった。
以前、鷹と赤の王どちらが強いか気になったことがあったが、ここで決着がつく。
アドルがいたことで鷹の抱えた闇と光を両面見ることができたという印象。
過去最大級のグリムワルドの夜は出てくる敵をちぎって前に進んでいくんだけど、バルドゥークへ向かう疾走感あってクライマックスを前にBGMが熱かったし、やってて気持ちよかった。
ラストダンジョンは総力戦。異能をフルに活用しながら進む。シャドウダイブだけあまり出番なかったかな。3戦あるボス戦はいずれも歯応えがあった。
威力の高い攻撃の頻度が高く、なんとかフラッシュガード、ムーブも使いこなしながら撃破。
プレジャーテイルでスタンさせる戦法が有効で頼った。
ラスボスは明らかになった黒幕の最後の研究に関係した予想外の存在だった。アドルがいたからこそここまでになったかと、終わりまで意外性があって驚いた。
普通に戦う第一形態は驚きを引きずりつつ何とかこなし、第二形態の最後にはサードアイでダメージ与えられる弱点を見抜いてクリムゾンラインで移動する戦闘も堪能できた。
アドルはバルドゥークにとって、怪人たちにとってとても重大な決断をすることになる。
それを導くラストバトルから決断の流れは胸にこみあげてくるものがあり、いつの間にか目からぽたりとしずくが。操作する間もとまらなかった。
これは昔からシリーズを追ってきている人ならよりグッとくるだろうと思う。
そしてエピローグへ。挨拶回りをしてるうちにいつの間にかこの世界から離れがたくなってたんだなあと実感させられた。
エンディングの笑顔を見て、ああ、やってよかったな と8に続いてそう思えた作品だった。
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