8章は話が加速するように動き出す。
赤の王に起こった異変。
いつものアドルへの印象が垣間見えるドギのこの口ぶりには思わずあはは・・とちょっと笑ってしまった。
クエストでは彼のやつがとても面白かった。
世話にもなった闇取引人マクシムのため監獄へのエスコートをすることに。
なにせ囚人アドルでストレスもありながらちくちく進めるしかなかった監獄を、怪人たちが異能を発揮して大暴れできるっていうのが、すごい解放感だった。
マクシムの意外な正体も見どころ。
イース9やって本当によかったと思える場所が最後の手前で現れた。
それが シエル峡谷道。
なによりBGMが熱くて最高だった。霊峰エル・ドラのあの曲で進めるんだから気持ちもたかぶる。
出てくる敵は軟体のものが多く、赤の王がここぞとばかりに躍動。
進んだ先にはストーリーの目的地があるんだけど、敵と戦うのも探索するのもいちいち気持ちよい手応えで、頭を悩ませるギミックもないのでストレスもほぼ皆無。
目的地に行ってからも未練がましく何度も行ったり来たり。でもそれだけでも満足感が得られた。
敵のモーションはもうほとんど完璧にタイミングをつかんでフラッシュガードできるようになった。ブレイクして敵を倒す子気味よさも満喫。
宝箱やロケーション探すの少々めんどうになってしまった所もあるんだけれど、おかげでここは探索率100%になってた。それ位プレイ出来てよかったお気に入りの場所。
シエル峡谷道がなければレベルも少し足りない位だったかもと思うと、 ここをヤマ場になるダンジョンの前に通過できたのは最高という他ない。
グザヴィエはちょっとびびらせてくれる。
ついに明らかになる怪人の正体と向き合う面々。
イース8もそうだったけど、最後の方になって壮大になっていく物語にやっぱり引きこまれる。
今まで強い存在感をにじませていたあの男とバトルで雌雄を決した。
よく動いて消えたりするので、コンボを無理やりつなげるよりかはスキの少ない一発を確実に当てる、当てやすい技を中心に戦った。
自分の場合は赤の王のクイックレイド、ライズスラッシュ、デモンズスピアという出が早い技に加えて、フラッシュガード、ムーブが上手く成功したらヴァーミリオンサイズを挟むといった感じで削っていった。
事の発端には錬金術が。RPGをいくつもやってるとこうなんじゃないか って予想出来たりしそうだけど、予想以上の展開で意外さにしてやられる。
暗躍していた真の敵も分かり、いよいよ終わりが近づいてきたんだなと思うと急にさびしくなってきた。
しんみりする間もなく赤の王の体にまた異変が。
今度は予断をゆるさない という所で思いがけない人物たちの登場。
物語は佳境を迎える。
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