蒼魔灯(PS)の感想、個人的おすすめトラップなど

PS1

1999年PSでテクモより発売。

人は心にすくなからず闇をかかえるもの。

でもそれをないことにせず向き合い、気持ちを昇華させられるすばらしいトラップゲームがある。

それが蒼魔灯だった。ということで、Vitaのアーカイブスで遊んだ蒼魔灯のかんたんな感想を残す。

面白いところなど

すっごく簡単に表現するなら、風来のシレンの罠ホームアローン(表現はちょいざんこくだが)。おまけにピタゴラスイッチ といった風情。

トラップコンボ。これにつきる。

主人公のレイナとなり、自分をつけねらう者たちを、めざめたトラップの力で撃退する。

このゲームは主人公自体は攻撃手段をもたない。

では自分をおそう敵とどう戦うのか。そう、トラップを設置するのである。

常時3つまでトラップを装備、設置でき、ひとつのトラップを使用後の回復時間で別のトラップといれかえて、コンボを成立させる。

この試行錯誤とうまくハマった時の快感は、ゲームでしか味わえないものと思う。

敵が自分の設置したトラップにくるまで待ついたずらごころというかドキドキ感はプライスレス

フリートレーニングも完備、いろいろ試せる。(試せるゲーム大好き)

主人公は緊急回避ができ、たとえばぎりぎりまで敵がトラップのところに来るのをひきつけ、緊急回避→トラップ発動 というきっかけづくりも可。

ストーリーや音楽はもの悲しさがただよい、先に進める動機になってた。

グラフィックもPS1のころと考えるときれいだと思う。

個人的おすすめトラップ、使用感など

バズソー

敵を壁まではこぶので役立つ。

がじつは真価はオーブでレベル4まで上げてクロー系のトラップと組み合わせた時にあったり。

問答無用でずばずばコンボがきまる。

正直反則だと思ったので、Ark(トラップをつくるためのポイント)がある程度たまったあとは封印した。

Arkがたまらなかったり死にすぎると思ったら序盤はつかってもいいと個人的には思ったので一応残す。

コールドプレス

おしだすカベにコールド属性をくわえたもの。

このカベ、おしだしたあとにコンボが継続した状態で凍結させることができる。

なのでつぎのトラップを用意、発動する時間かせぎができ、重宝した。

冷気無効の敵にはバンパイアウォールに変えてた。こちらはすぐ起き上がるため、次のトラップを用意しておくのが吉。

バンパイアウォール

おしだすカベにカースドの属性。

これはダメージあたえると自分の体力を回復する効果がある。

わたしは無傷で攻略とはなかなかいかなかったので、けっこうお世話になった。

上記のとおり敵のダウンからの回復が早いのがたまにきずか。

メガヨーヨー

ペンデュラムにライジングの属性をくわえたもの。

これ、設置場所から最大4マス敵をおしだす効果があり、カベとうまくあわせるとコンボができる。

なにより助かったのがダウン中の敵にもあてられる ってところ。

つまりコールドプレスで凍結した敵に当てることができるということ。

イビルシュートとか便利なトラップもでてくるけど、タイミングとかそこまで考えなくてもダウン中に当てられるという点でひじょうに世話になった。

ライジングフロア

移動させる床スプリングフロアにライジングの属性くわえたもの。

移動はしない点ではほかのとくらべ特殊かもだが、その場で真上にはねあげ、おとす。

特筆すべきは発動時間の長さ。ほかのトラップを用意、発動する時間の猶予をつくることができ重宝。

コンフューズガス

広めの範囲にガスをふんしゃし混乱状態にさせ、強制移動の効果。

移動の方向を指定できないのは難だが、効かない敵がほぼいないと感じたので手放せなかった。

混乱後足元トラップにひっかけ、コンボにもっていったり。

部屋に入るとき特殊移動してくるアサシンや地獄騎士などを見越して自分のいるところに設置し、シュンって移動してきたのを確認し発動、すぐその場から離れる 行動をとればもれなく無力化が可能。

ひじょうに助かった。

バナナノカワ

1周目クリア後のため、最後にしるした。

さながらコントのように敵を皮でころばせる。おふざけアイテムみたいだが、スプリングフロア耐性ある敵にも効くみたいで、コンボのきっかけづくりに役立つ。

コンボの一例

コールドプレス(バンパイアウォール)→メガヨーヨー→ライジングフロア→コールドプレス(以下くりかえし)

部屋が最低3マスあればできるたぶん手軽なコンボ。

3マスない時、いいカベがそばにない時はバナナノカワをきっかけにつかったり、バナナノカワ→ジェノサイドアイでカベ近くまで強制移動させてこのコンボにもっていったりしてた。

まとめ

なにもしてない時も蒼魔灯のトラップのことを考えるようになっていたわたしはどこかがだめなのかもしれない・・それぐらいハマった。

初代PSでも5本の指にいれたいくらいの作品に。

陰鬱とした雰囲気をもちつつ、自分の暗黒面をゲームというツールを通じて発散できる、ひじょうに満足度の高い作品

VitaのPSストアのゲームアーカイブスでダウンロードできる。

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