もともとスマートデバイスで配信されていた作品で、『星のカービィ』や『ハコボーイ』でおなじみのハル研究所が手がけるSwitchのDLソフト『はたらくUFO』をプレイした感想。
面白い所、特徴など
ずっとふらふら ないし フワフワしていたわかもの(?)のUFO、ジョブスキーが物を運ぶお仕事をしていく。
ゲームボーイアドバンスの頃を思い起こさせるような、懐かしくも新しい味のあるドットグラフィック。
なにより操作、ルールがとても簡単。
スティックで移動。
AかBでクレーンを出して物をつかみ、AかBでクレーンを離し、指定された所に物を置く。
それだけ。
物に近すぎるとクレーンが点滅して消えてしまうので一応注意。
少し距離が必要。
指定の荷物と個数を置いてクリアという形。
荷物は指定より多めに配置されていて、運べるすべての物を置くこともできるので、狙いたくなるつくりになってる。
複雑さがなく、すぐに飲みこめる。
でも奥深さも持ち合わせていたり。
ただ物を置くだけではなく、それを積んでいくことになる。
物には物理法則が働いていて、置き方や重さによって予期せぬ動きを見せたり、なんなら崩れたりもする。
だから大きい物や安定する物は下に、みたいな置き方を思考するのが大事に。
正解がひとつじゃない というのもとても面白い。
神殿をつくるってやつでこれでもクリアなんだけど、実は左にひとつ置けるものが残ってちょっともったいなかった。
どうやったら置けたかなあ なんて考えてみたり。
ツイッターのハッシュタグ #はたらくUFO を見ていると、こんな置き方があったのか!と新鮮な発見があったりもする。
シンプルながら単純ではない。
そんな一筋縄ではいかない所も魅力。
積み上げる快感というのが確かにある。
美しく置こう って気持ちになるのもポイント。リプレー性がある。
しごともバリエーションがあって、農場や海、ハイスクール、おもちゃ屋 など豊富。
同じステージでも先に進めるとクリア条件が変わったりして、それもまた楽しい。
しごとをこなすことでお金が貯まるのでお着替えもできる。
性能に影響が出るコスチュームもあるし、ハコボーイのキュービィみたいになれるやつは原作同様ハコを出せたり(特に意味はない)遊び心も。
これ着てみたい とプレイのモチベーションになる。
音楽
音楽がとっても良くて・・・。
気の抜ける感じというのか、は~たらく~ユ~フォオ~♪ってかわいいヴォーカルが必ず入ってるのに心うばわれる。
ステージによって雰囲気変わるのも細かくて。
他にも かいものユーフォー や、うわうわっ とノリノリな 着替えるユーフォー とかいちいち良い。
クセになる感じ。サントラあったらほしい位。
気になる所
クレーンで物をつかんだり運んでる時は左右に振れたりするので、最初はちょっと慣れが必要かも。
物を下げて置く時は、なるべく左右に振れない状態でいきたい。
物のひっかけ方によってはクレーンで取れない位置に物がいってしまうこともあるので、積みなおしにはなるが+のメニューのやりなおしで対応。
1プレイのテンポは良いのでついついまたやっちゃう そんな感じ。
まとめ
ルールのシンプルさ、積み上げる奥深さ、一回のプレイ時間の短さと手軽さ、耳に残る音楽で、やりはじめたらとまらなくなる中毒性がある作品。
ハル研究所の作品にはいっつも楽しませてもらってる感じするけど、はたらくUFOも楽しい。
ニンテンドーeショップでダウンロードできるほか、iOS、AndroidでもDL可能。
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