エスカ&ロジーのアトリエDX(switch)の感想、レビュー

switch

ゆるやかに荒廃に向かう黄昏の世界で、誰も到達したことのない未踏遺跡を目指す2人のお役所錬金術師と仲間たちの物語。自分の初アトリエ作品だった『エスカ&ロジーのアトリエ』がDXとしてswitchでもプレイ可能に。その感想。

switchの携帯モードでプレイしていても動作に違和感はない。

面白い所、特徴など

追加要素

フィールドの移動が速くなる「走る」機能は左スティック押し込みでON、OFFできる。操作感はちょっと軽快に。

戦闘では1.5倍、2倍速に演出を早めることができる「戦闘早送り」機能があるので、とにかくサクサクプレイ可能。こちらも戦闘中左スティック押し込みで変更、ON、OFFできる。

Plusまでの追加要素は全て入っている。なのでウィルベル、カトラ、ミーチェ、ニオは仲間になるし、 エスカとロジーの関係が深まるイベントや追加採取地、ボス、衣装なども収録。

一番うれしかったのは衣装のハッピーブライドとホワイトナイトが入ってたこと。Plusの時、限定版を予約しなくてくやしい思いをしていたので、これでプレイできるってだけでかなり満足感ある。

グラフィック

まるでイラストからそのまま飛び出たような高品質さ。発売当時この点が一番惹かれた所だったりする。それが画面いっぱいに表現される。

どのキャラも活き活きしてて、カッコよさやかわいさといった魅力があますところなく伝わる。彩りを添える一枚絵のCGも美しい。いろいろ見てみたくなる。

キャラ

主人公は2人。男性主人公のロジーと女性主人公のエスカ。これが2人とも好感のもてる人柄。ロジーには過去の傷があり、それをコルセイトで癒していくような心地で進む。

過去作ではアトリエといえば女性向けなイメージもあったが、ロジーがいたことで自分のようなRPG好きにも入りこみやすかったと思う。ボイスのついたイベントがたくさん発生するためやり取りも楽しい。

開発班の仲間も個性的で変わった、でもいい人たちが揃ってる。レイファーは銃を使うのもあって好きだった。ルシルは天使だし、スレイアさんはマリオンさんと2人で飲みかわすシーンがお気に入り。

6人もいれば誰か思い入れの少ないキャラも出てきそうだけど、気軽に顔を出せる戦闘システムも相まってキライってキャラがいないのはすごい所。

前作から引き続き登場のマリオンさんとリンカもいい感じで、マリオンさんは苦労しているようだけど頼れる上司。

リンカは個人的に大好きなキャラで、凛としたたたずまいからかわいい、きれい、というだけでなく、職場の先輩として見るとポンコツというのか不器用さが見事に伝わるのが魅力。

なんというかクリティカルだった。それでいて戦闘では頼れるんだからずっとスタメンだった。

お店屋さんの顔だけでなく仲間にもなっちゃうニオはアーシャを知っているとよりうれしいのではないかな(自分はエスロジの後にアーシャを追いかけた形だった)。

他にもデュークさんとかソールとか前作登場のハリーさんとか、 パーティーメンバーじゃない脇を固めるキャラも個性あふれる面子なんだけど、嫌味な感じがないのは本当にすごい。

調合

材料を投入すると増える属性値と効力がカギ。

材料はたくさん集まるし、複雑じゃないのでとっつきやすい。

ぜんぶ上限まであげればいいんじゃないかと思いきや、属性値については途中の所にすごく使える効果が眠っていたりするので、狙おうと思うと実は難しいものも。

究極の破壊力 などアイテムの性能をとんでもないものへと引き上げる潜力をつけることもでき奥深さもある。 序盤はひとまず錬金LV8からスキルを使えるようになるのでそこから楽しさが増していく。

戦闘

自分で作ったアイテムを使うのが強い。と言ってしまうと身も蓋もないが、見どころはサポートゲージがたまることで発動できるサポート行動で全員に出番があるというか6人ともに動きがあるところではないだろうか。これが思いのほかにぎやかに感じられる。

一人の攻撃をきっかけにパーティーで立て続けに連続攻撃できて気持ちがいい。DXでは早送りできるようになったのでテンポもアップ

課題

大きな目標と小さな目標があり、大目標はストーリー上大切な事柄。小目標は任意で達成を目指す形。

ビンゴのようになっていて、ある程度達成するとごほうびもある。ついつい調合に夢中になってしまったりするけど、一応期限があるので行動は計画的に。

世界観

黄昏という荒廃していく世界を舞台にするも、未踏遺跡を目指すという大きな目標もあってか暗くなっていくということはない。

それでいてアウィンのシナリオではグッと胸をつかまれるような所もあったり。見せ方だけではなく声優さんの熱演も後押しして心に残る場面に。伝わる雰囲気は確かにある。

音楽

タイトルのピアノ曲、約束 のせつない旋律から作品の世界観に引きこまれる。ロジー編とエスカ編ではアトリエや戦闘の音楽が変わる。

個人的にはエスカ編の方が熱さはあるんだけど、ロジー編も悪くない。聖剣伝説2、3で有名な菊田氏によるものなのがちょっとうれしかったりする。

ボーカル曲の Sky of Twilight はせつなさを感じさせる歌声、世界観に寄り添いすぎる歌詞、曲調が合わさって流れるバトルはとても熱い。ちなみにラスボスではない。

気になる所

携帯モードでプレイしていると音が割れてるっぽく感じられる所があるのは少し気になったかも。

Plusでも書いたけれど物語的に世界に迫る黄昏に真っ向から向き合うのは次作になる・・位。物語の起承転結はあるのであまり問題には感じないと思う。

まとめ

グラフィック、キャラ、戦闘、調合、音楽、世界観、全ての要素が高い水準で満たされるような、RPGが好きな自分の心に響いた作品をより軽快にプレイできるようになった。

エスロジという作品への思い入れ補正は入るけど、現行機のswitchでプレイできるのはとてもうれしい。PS4版もある。

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