ダンジョンRPGにめったに触れない自分が夢中になった3DSの『真・女神転生 ディープストレンジジャーニー』の感想。
今よりも先の未来で、人類消滅の危機をもたらしたあらゆるものを崩壊させる空間 シュバルツバースの内部に、最新鋭の装備を持つ調査隊がたどり着く。
その中に広がっていた世界はまったく予想しなかったものだった・・というお話。
ダンジョンRPGをあまりやらないうえ女神転生シリーズも初プレイ。
豪華声優陣によるフルボイスで展開するメインストーリーに引きこまれ、悪魔合体の魅力もあって深くのめりこんだ。操作系にストレスはない。
登場人物の中ではゴア隊長がインパクトあった。
物語は、天使側のロウ
悪魔と共存するカオス
どちらにも偏らないニュートラル
と、あっちを選んでいたらどんなエンディングを迎えるのか とうしろ髪ひかれる思いになる3つのルートに分かれる。
自分はニュートラルを選んだが、ロウ、カオスどちらにも肩入れしたくなるキャラがいるため選択が気がかりなものになっている。
真エンディングまでプレイしたが、余韻の残るものだった。ロウ、カオスも余裕があればやってみたいと思う。
正直、後半は頭の痛くなるような仕掛けのダンジョンもあった。
けれど、幅広い難易度設定、便利なアプリ、任意のスキル継承がしやすいデビルソース、悪魔パスワードといったやりやすさに繋がる要素があったおかげで、全体的に楽しくプレイできた。
特に悪魔パスワードは、ふつうにプレイしてると習得が難しめな技を覚えさせたものもあったので、スキル継承とあわせて進めるのに役立った。
バランスを考えラクしすぎない程度に自分に合った形で活用させてもらった。
姿を変えずステータスを上昇させられる御魂合体には何度もお世話になった。
おかげで好きな悪魔、魔人アリスとかフロストエースあたりをずっと使い続けながらストーリーを進めることができた。
女神転生シリーズ初心者だったけど、一見さんおことわり なんてことはなく、イメージにあった高難度は緩和されていたと感じた。
それでいてダンジョンの歯ごたえはしっかり感じられた。
タイトル通り困難な旅路ではあるが、ストーリー重視な自分でも、SFと天使や悪魔が入り混じる不思議で独特な世界観、伝わる雰囲気を堪能できた作品。
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